秋の山梨あるあるに注意! ①

10月に入り、暖かさは残っているものの大分秋らしい日々になってきました。
秋と言えば色々と風物詩は色々ありますが、山梨ならば果物ははずせません。
果物になじみ深い地域だからこそ気を付けなきゃいけないことを2回に渡って書いてみたいと思います。

柿は身近な果物

秋の果物と言えば何が思いつきますか?
ブドウ、リンゴ、ミカンなどなど多種多様の果物がありますが、今回は柿を取り上げようと思います。
柿の樹はご家庭の庭や畑にも植えてあるので、ある意味でブドウや桃より身近な果物かもしれません。
ここに1つめの注意すべき点があるんです。

秋だけ果樹作業

上記のように柿の樹は農家だけでなく一般的な庭でも珍しくありません。
言い換えれば、普段は果樹にあまり関わらない人が収穫を行うということです。
慣れない作業のために負担になってしまい、身体を傷めてしまうこともしばしば。
当院にも時折、「脚立から踏み外した」「腕をずっと挙げてて肩の具合が」「無理な体勢で収穫して身体を痛めた」なんて方がいらっしゃいます。

干し柿作りでも油断はできません。
皮剥きやヒモ通しを1日中やったために腱鞘炎なんて例もありました。
高所から吊るすために、干す際にはもちろん収穫と同じような負担があります。

普段動かない方ほど慎重に

農家として普段から果樹に関わっている方は、作業の勝手がわかっていますし身体もできています。
しかし、柿の時季だけという方はどうしても不馴れな分だけ負担になってしまいがち。
ましてや運動不足の生活を送っていれば身体が悲鳴を上げることは間違いありません。
そのことをしっかり自覚して、万全の状態で作業にあたることが重要です。
準備運動をする、なるべく無理の少ない体勢、汗はこまめに拭く、作業後はしっかり休息をとる、など作業以外にも気を配ってみて下さいね。