秋の山梨あるあるに注意! ②

果物王国の山梨県。
前回は収穫前後のことについて書きました。
[関連記事:秋の山梨あるあるに注意! ①
今回はいよいよ食べる段での山梨あるあるです!

果物がたくさん手に入る!

定期的に来院している患者さんが突然体調を崩すことがあります。
もちろん理由は様々ですが、そのうちの1つが果物の食べ過ぎです。
「跳ね出しの桃を箱でもらった」「色んなところからブドウが贈られてきた」「2人暮らしだけど柿の実が樹10本から摂れる」などなど。
果物が身近だからこそ過剰に手に入る機会も多くなってしまうんです。

果物は身体を冷やす

果物が食生活に彩りを添えてくれることは間違いありません。
しかし、知っておいてほしいのは果物は身体の負担にもなるということです。
果物に含まれる水分や酸味が身体を冷やしてしまうんです。
[関連サイト:食事 その二十 | やまい一口メモ | 太子堂鍼灸院(外部リンク)]

数年前にこんな例がありました。
秋になって膝の痛みが強くなった方、最初は僕も患者さんも気温が下がってきたせいかと思っていました。
しかし、よく話を訊いてみると朝昼晩と食後に柿を食べているということでした。
試しに1日1個にしてもらうと、次の週には膝の痛みは激減していたのです。

ペースを守って果物を楽しむ

果物がたくさん手元にあるからといって次々と食べていると、みるみるうちに身体は冷えてしまいます。
果物の美味しさを楽しんでいたはずが、体調不良で苦しんでしまっては本末転倒です。
だからと言って手元にある果物をムダにしろ、というわけではありません。
干したりジャムにしたり凍らせたりすることで上手く保存し、細く長く身体に優しく果物を楽しんでみてください!