最後の一押しにご注意!

4月・5月も山梨はとても波の大きい気候でしたね。
真夏日があったかと思えば、数日後には冬日の寒さ。
今年は毎月のように厳しい気候にさらされて参っちゃいますね。
患者さんを診ていても、体調を崩す方がどんどん増えているように思えます。

天気の波で身体は疲れがち

身体は天気の変化に合わせて順応する仕組みを備えています。
例えば、暑くなったら汗をかく、寒くなったら鳥肌がたつ、などです。
この働きで天気に対応できれば、受ける影響は軽微ですみます。
しかし、発汗や鳥肌といった仕組みを働かすには普通に過ごすのとは別のエネルギーが必要になります。
波が大きい天気が続くと、このエネルギー消費によってどんどん疲れていってしまうんです。
そのため、最近は「疲れがとれない」「だるさが続いている」なんて方が増えているんですね。

何気ないことがトドメに

疲れがあるだけでも不調を覚えますが、もっと怖いのが最後の一押し。
この2ヶ月で患者さんから聞いた話をいくつか挙げてみますね。
・専業農家でいつもと同じ作業をしてたのにぎっくり腰
・数年ぶりに風邪にかかったら、鼻炎が1週間以上も治まらない
・GWに日帰りで出掛けた疲れがいつまでも残ってる
などなど。
普段なら大したことだったり負担がさほどない刺激でも、疲れていると対処しきれずに大ダメージになってしまうんです。

普段よりも慎重に過ごしましょう!

かくいう僕も、先月の黄砂飛来の際には久しぶりに喘息発作に見舞われました。
鍼灸のおかげでほとんど発症しなくなっていたのですが、天気による疲れがある状態だと黄砂の刺激に耐えられなかったようです。
鍼灸師が東洋医学の知識を基に気を付けて暮らしていてもダメだったのですから、患者さんたちが体調を崩すのも無理はありません。

しかし、上記の患者さんたちには疲れを解消することを重視して鍼灸を行うことで、個別の症状にアプローチしなくても改善していきました。
農作業・風邪・外出ときっかけは様々でしたが、身体が本調子になれば問題ない程度の影響だったことがわかります。
逆に言えば、疲れているときはささいなきっかけも軽視できないということです。
普段は何気ないことでも疲れているときは慎重に向き合って、厳しい天気を乗りきりましょう!