元気のためにしっかり寝よう!
前回の記事で治りにくさについて書きました。
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そうすると、治りやすくなるためにはどうすればいいのか気になる方もいるかと思います。
東洋医学からすると色々なアプローチが考えられますが、手軽で効果的なのはなんと言っても睡眠なんです。
大谷選手は10時間睡眠!
今まさに世間を賑わせている野球の大谷翔平選手。
あの活躍の裏では、睡眠をとても大事にしているみたいなんです。
[関連ニュース:大谷翔平よく寝て「50-50」朝食で一度起き2度寝で計10時間「WHOOP」で適切な質と回復を計測 – MLB : 日刊スポーツ]
似たようなエピソードは他のスポーツ選手からもチラホラ聞こえてきますよね。
睡眠が身体の調子を維持する手助けになる、という1つのヒントになるのではないでしょうか?
睡眠は元気を養うための時間
睡眠の大切さについて東洋医学を使って色んな説明ができますが、自分が重要視しているのは動と静のバランスです。
昼に動くことで身体の巡りがよくなり、夜に静かに休むことで昼に消耗した元気を養います。
睡眠をとる生物は、寝ている間に動いた分の元気が養われることを前提にした身体の仕組みになっています。
逆に日常的に睡眠が足りずに元気の回復が不十分だと、徐々に身体は消耗していってしまいます。
睡眠に代わる療法はない!
睡眠不足で元気が想定より養われていない状態では、色んな治療法を試しても焼け石に水の「治りにくい」状態となってしまうでしょう。
実際に鍼灸施術をしていても、年度代わりやテスト前などで寝不足が続いている方は変化が起きにくいように感じます。
それこそ僕の師匠の師匠も「睡眠に代わる療法はなく、何事もまず睡眠」と著書に残しているくらいです。
自分が治りにくい状態だな、と思ったらなんとか睡眠を確保して、元気を養うことを最優先にしてみてくださいね!