天気予報を見よう!
いよいよ2024年も終わりが見えてきましたね。
今年は「おかしな天気だから体調不良も仕方ない」と患者さんに伝えてきた1年だった気がします(苦笑)。
そんな話をしていて気付いたことがあります。
天気予報をチェックしている方が減ってきてるのではないでしょうか?
便利だからこそ天気予報を見ない?
子どもの頃を思い出すと、天気予報が流れる時間はNHKにチャンネルを変えるように親に言われた覚えがあります。
インターネットが普及する以前は、翌日以降の天気を知るためには決まった時間にテレビやラジオと向かい合う必要がありました。
しかし、現代ではスマホなどを使っていつでも天気予報にアクセスすることができます。
患者さんたちによれば、いつでも見れるからこそ緊張感がなくなり天気予報を気にする回数が減ったというパターンが多そうです。
準備不足では天気の変化についていけないことも……
「必要なときにいつでも天気予報を知れるから、こまめに見る必要はない」と油断すると落とし穴にはまってしまいます。
天気予報を見ていないのに、天気予報を知るべき状況だと気付くのは無理があります。
先日の天気や空気感などからある程度は察することができるかもしれませんが、昨今の気候の変動を網羅するのは不可能です。
実際に患者さんでも、思わぬ気温差に衣類の準備不足で暑さ寒さに負けたり、雨で濡れて風邪を引いたり、と準備があれば防げた不調の話は後をたちませんでした。
天気予報を見る習慣をつけよう!
本来、身体の元気が万全であれば天気の変化に負けないとされています。
しかし、長年かけて慣れ親しんできた気候からは変わってきているようなので、想定外の天気に身体が追い付かない事態が増えてくるでしょう。
そもそも、元気が万全な現代人は稀ですし、何らかの不調が現れるくらい弱っている方なら、なおさら気候変動の影響を受けてしまいます。
折角の天気予報ですからしっかりチェックして、天気対策で身体の負担を減らしていきましょう!