残暑の汗にご注意を

梅雨明けから続いた猛暑も、ピークを過ぎ暑さが和らいできました。
とは言え、天気が良ければ昼は真夏日となり汗ばむ陽気です。
この汗が意外とくせ者。
油断すると、身体の負担になってしまうんです。

残暑は暑いだけじゃない

天気予報を見てみると、甲府市辺りではまだまだ30℃を越える日がありそうです。
陽射しを浴びればまだまだ汗が滲みますね。
一方、日陰や夜となるとかなり涼しくなってきました。
患者さんによると、寝る時に毛布が必要な地域もあるそうです。

寒暖差は汗の大敵

暑さと涼しさ、それに汗を組み合わせた時が要注意。
汗をかいても真夏と同じつもりで過ごしてしまうと、涼しくなった時に身体が冷えてしまいます。
先週から風邪引きのような患者さんがチラホラいるのですが、訊いてみるとこのパターンがほとんどでした。

残暑対策は汗対策

では残暑をどう乗りきればいいのでしょうか?
当然まず1つは汗の処理です。
汗が冷える前に拭いたり着替えたりするだけで、身体への負担は全く違います。

もう1つは鍼灸治療。
本来、汗で少しくらい冷えても身体は自ら温め直すはずなんです。
ところが疲れて体力に余裕がないと、温めが追い付かずに冷えが病を引き起こしてしまうんです。
鍼灸治療で疲れをとると、それだけで身体が温まるようになって楽になるというわけです。

まだまだ残暑が続きそうな折、汗と上手く付き合えるように工夫してみて下さいね。