先日、市の健康診断の結果を受取りに行ってきました。

現在の身体の状態を知る1つの目安としての健診です。

その際に配られた冊子の中にあった文を引用します。

平成18年から22年の5年間で、山梨県は1日の食塩摂取量が男性13.3g、女性11.2gで日本一塩分を摂取していたと報告されています。直近の報告では、男性は12.3g、女性は10.3gと減ってはいるものの男女とも全国で5番目に塩分を多く摂取しているという結果でした。
食塩の過剰摂取は、胃がんのリスクを高める、高血圧の原因になる、動脈硬化を進めるなどが知られています。

 

常々思っているのですが、全国一律で塩分摂取量を比べるのは果して意味があることなのでしょうか?

夏も涼しい北海道と冬も温かい沖縄ではおそらく流す汗の量が違います。

汗には塩分が含まれるので、補うために摂取すべき塩分の量は違ってくるはずです。

ちなみに山梨は最近は毎年ニュースで名前が上がるように暑い地域です。

盆地という地形により湿度も高いとは言え、発汗量は多いことが推測できます。

 

もし摂取した分の塩分を汗として排出しているなら、上記のリスクは塩分摂取量と相関してないのでは?と思いつき調べてみました。

平成21年地域保健医療基礎統計|厚生労働省」と「統計局ホームページ/人口推計/人口推計(平成25年10月1日現在)‐全国:年齢(各歳),男女別人口 ・ 都道府県:年齢(5歳階級),男女別人口‐」の数字を利用。

都道府県別で人口10万人あたりの患者数を出し、多い順番で並べてみました。

参考にした数値の年度がバラついている、年齢の分布を調整していない、などの問題点があるため統計としては正しいとは言えません。

しかし、大まかな傾向としてはそんなに外れていないと思います。

結果は胃がんが44位、高血圧が9位でした。

 

もちろん、暑ければ塩分を無頓着に摂っていいと言うつもりはありません。

東洋医学はバランスを大事にする医学です。

自分の体調や周りの環境によって口にするものを調整していくことが重要だと言いたいのです。

 

これから山梨は全国でトップレベルの暑さに突入します。

汗で塩分を失いすぎると熱中症や低ナトリウム血症の危険も出てきます。

「塩分は身体に良くないから」と夏でも頑なに減塩を頑張る方もいますが、その時その時の状況にあわせてうまく塩分補充の量をを調節してみて下さい。

 

【追記】

都道府県別統計とランキングで見る県民性というサイトをみつけました。

胃がんは死亡率なので若干ニュアンスが変わりますが、上記の順位とあまり変わらない傾向です。