回一堂鍼灸院の患者さんで比較的に大きい割合を占めるのが不妊と逆子です。
東洋医学的な鍼灸と妊娠関係の相性の良さをわかってくださる方が多いのでしょうか?
今までも何回かブログで話題にして来ました。
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最近逆子の方を何人か診ていて、またちょっと気づいたことがあるので書きたいと思います。

逆子と産婦人科で言われ始めるのは大体妊娠30週くらいからのようです。
一般に産休は妊娠34週からなので、逆子とわかる頃にはまだ仕事をやっている方もいます。
なので鍼灸などで本格的に逆子治療をするのは産休に入ってからになってしまう場合が多いのですね。

もちろん産休に入る前に鍼灸を受け始める方もいます。
最近そういう方を続けて診たのですがこれが手強い!
お腹が柔らかくなりにくく胎児がなかなか動かなかったり、逆子が治ったと思っても翌日仕事が終わる頃には戻ってしまったり。
しかし興味深いことに、そういう方々も産休に入ると途端にお腹が柔らかくなって逆子が治ったのです。

話を聞いてみると、産休直前は仕事の片付けや引き継ぎでいつも以上に忙しかったみたいです。
そのために身体が疲れてしまい、たまに受ける鍼灸治療だけでは間に合わない状態になっていたと考えられます。

だからと言って産休に入るまで逆子治療をしなくて良いわけではありません。
前述の患者さんたちも、産休前からの治療の積み重ねがあってこそ、休みに入ってすぐに効果が出た可能性は大きいのです。

また、産休に入ってからでは予定日まで間がなく、焦りがストレスにつながる場合もあります。
ストレスはもちろん身体に負担となるので、治療は効きにくくなってしまいます。

働く女性が妊娠と仕事を両立させるのはとても大変なことだと思います。
しかし、親にとっても子にとっても一生に一度の大事なイベントです。
できるだけ妊娠の方に意識を割いてもらえれば、と鍼灸師としては思うわけです。
もちろん周りの方も、妊婦さんが妊娠に集中する時間を増やせるよう協力してあげてくださいね!