春のぎっくり腰などにご注意を

3月も半ばを過ぎいよいよ春ですね。
気候が過ごしやすくなってきますが、それ以上に患者さんから話題に出るのはやっぱり花粉症。
花粉症自体について、このブログでも何回か取り上げてきました[関連タグ:花粉症]。
今年は趣向を変えて花粉症の二次被害について書いてみようと思います。

毎年恒例の花粉症ぎっくり腰

なんと言っても多いのがぎっくり腰。
花粉症でくしゃみをした拍子に痛めてしまう方が毎年少なからずいるんです。
くしゃみの仕方によっては腰ではなく首や背中を痛めてしまう方も……。
気温差によって身体が冷えていると普段より柔軟さがないため、なおさらくしゃみの衝撃を逃せず身体を傷める危険性も高まってしまいます。
なるべく身体を冷やさない、くしゃみの際は壁や机などで身体を支えて衝撃を逃す、など安全にくしゃみをする備えをする工夫が大事になりますね。

症状への対処は慎重に

鼻をかみすぎて鼻血が、なんて例も珍しくありませんね。
稀に聞く例だと、目を擦りすぎてものもらいや結膜炎なんて二次被害もあります。
花粉症が発症しているということは、東洋医学の観点から言えば花粉の刺激に負けるくらい身体が弱っているのいうことです。
他の刺激への抵抗力も下がっていると考えるのが自然でしょう。
できるだけ刺激が軽くなるような慎重さを念頭に、鼻水や目の痒みに対処すると予防になりますね。

花粉症の被害を最小限にしよう!

自分でも患者さんでも体験していることですが、鍼灸で花粉症の症状は抑えることができます。
しかし忙しい時期柄、身体が疲れすぎていたり通院できなかったり、どうしても花粉症と付き合わなければいけない場合もあるでしょう。
そんなときはせめて症状が最小限で済むように、二次被害を防ぐ工夫をしてみてください!