乾燥、軽く見ていませんか?

1月の山梨の大ニュースと言えば上野原の山火事。
大ごとになった要因の1つが空気の乾燥と言われていますね。
乾燥して水分が少ないから火の影響が広がりやすい。
実は乾燥の人体への影響も同じことなんです。

乾燥でまず起こる水分不足

まずは乾燥の本質である水分不足によって起こることを紹介します。
東洋医学では乾燥による悪影響を燥邪と呼んで、天気による負荷の1つに数えてきました。
乾燥による影響は、やはり水分不足の状態になってしまうことです。
身体の表面である皮膚や粘膜の乾燥はもちろん、便が出にくくなるという傾向もあります。
尿も色濃く少なくなるので、尿の様子を自分が乾燥しているかどうかの目安にすることもできます。

乾燥が続くと「熱の症状」が出ることも

「皮膚や粘膜が乾燥してするくらい我慢すればいい」と思う方もいるかもしれません。
今回の記事で本当に伝えたいのは、乾きすぎでの水分不足で身体の熱を冷ませなくなる怖さです。
身体は汗や皮下の血流を通じて体温をコントロールしています。
しかし、水分不足になると発汗や皮下の血流が充分でなくなるので、身体の熱の発散ができなくなります。
すると気温が低い冬とは言え、自分自身の熱が身体に負担をかけることになり、ほてりや不眠などを引き起こしてしまうことがあるのです。

水分と元気、両方のケアが大切です

理論上は元気がある身体ならば、乾燥の影響にある程度は適応することができます。
(物凄い乾燥地帯で生きてる人もいるわけですから!)
そのため、疲れない生活や鍼灸受療などは乾燥対策として有効です。
しかし、水を無から産み出せるわけではないので、元気であるだけではどうしても限度があります。
しっかり水分補給して、身体が乾きすぎないように注意しましょう!
逆に、水分を摂っても乾燥による不調が残るようでしたら、元気不足の可能性も考えられます。
元気回復のために、鍼灸院に足を運んでみて下さいね。