前回の記事で書いた通り、お灸をする時にはツボの上で艾(もぐさ)を燃やします。
[関連記事:お灸ってどんなもの? (1)
受ける方には熱感があるため、冷えに効くと思われがちです。
今回はもっと奥深いお灸の凄さをご紹介します。

冷えにはお灸!

まずはイメージ通り冷えへのお灸。
お灸をした箇所が温まるのはもちろん、段々と身体が芯から温まってきます。
長年の冷え性の方では一回のお灸では実感できないこともありますが、治療を重ねていくと徐々に身体が冷えなくなっていきます。

他にもわかりやすいのが不妊の場合です。
基礎体温を記録している方が多いので、身体が温まっていくのが実感してもらえるのです。
妊娠に冷えは大敵なので、不妊にとても効果的というわけです。
[関連記事:不妊と低体温

熱にもお灸!

逆に驚かれるのが身体が熱くてもお灸をすることです。
発熱やのぼせ、この時期なら熱中症気味な人にもお灸は効果的。
治療が終わる頃には顔の赤みや身体の火照りはとれ、「さっぱりした」とおっしゃる方もいるくらいなのです。
お灸の効果はただ温めるだけではないんですね。

疲れにお灸!

なぜ冷えにも熱にもお灸が使えるのでしょうか?
そもそも病的な冷えや熱が生じるのは、身体が疲れて熱の配分が乱れるからです。
お灸で冷えも熱も改善されるということは、お灸が身体の疲れに効いて熱の配分が整うということがわかります。
つまり、お灸は身体の疲れによる症状全部に効くと言っても過言ではありません。
冷え以外でも、つらい症状があれば是非お灸を試してみて下さい!