お子さん用の施術メニューあります
最近、立て続けに「子ども向け鍼灸をやっている?」という問い合わせがありました。
施術メニューにも載せているように、当院では小児を対象にした鍼灸もやっています。
山梨には小児鍼をやっている院が少ないこともあり、知らない方の方が多いんじゃないかと思います。
簡単にではありますが、紹介してみたいと思います。
実は歴史ある小児鍼
東洋医学では昔から小児の病に着目してきました。
日本では特に明治あたりから昭和、小児科の医師が少なかった時代に盛んだったと言われています。
山梨ではあまり聞きませんが関西ではメジャーだったようで、当院にも関西出身の方が「自分が受けたから子どもにも」というパターンも。
現代では小児科にかかる方が多い分だけ小児鍼の需要は減っていますが、それでも小児科で改善しない場合や薬はなるべく避けたい方に役立っている手法です。
小児鍼ってどんなもの?
昔ながら小児鍼では、刺さらない鍼や特殊な形の鍼を使います。
やり方も撫でたり擦ったり叩いたり様々。
鍼灸院ごとに千差万別だったようです。
ちなみに当院での小児鍼はどんなものかと言うと、実は特殊なことはやりません。
大人に施している積聚(しゃくじゅ)治療は個々に合わせた刺激量をかなり重視しているやり方なので、敏感な子どもの身体にも適した刺激に調整できるというわけです。
指さない鍼を使うという点だけ大人と違いますけどね。
対応する病も、大人への施術と同じで、なんにでもアプローチしていきます。
年度変わりだからこそ小児鍼!
この時季は年度の変わり目のため、環境の変化が大なり小なり負担になってしまいます。
その影響があったとしても一時的なら良いのですが、中には本格的に体調を崩してしまう場合もあります。
そんな場合は小児鍼を試してみる良い機会かもしれません。
東洋的な鍼灸ならお役に立てるはずですよ!