ツボの診方と荒れたお城

先月は身体の診方についての記事を書きました。
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その中で「疲れ具合を判断」なんて書いたわけですが、実際にどんなことがわかるか詳しくは書きませんでした。
その辺りはたぶん昔ブログに書いたのですが、新たな例えを思い付いたので紹介します。

荒れた城を見たらどう思いますか?

ある国のお城を訪れたとします。
外壁の塗料がはがれたり、庭園が雑草だらけだったり。
実務に関係がないとはいえ荒れている部分があったら、余力がない国だという印象を受けませんか?
これが身体でいう押したら痛いツボがある状態。
荒れている部分=押して痛いツボが多ければ多いほど、余力がない印象は強くなっていきますね。

修理されないお城は危機的状況

更にお城を見て回ると、王様の寝室の窓が割れて吹きっさらし、板での応急処置などもない状態です。
すぐにでも対処しなければならない事態が放置されてるとなると、いよいよ余力のなさが確信できます。
身体でいうなら病や症状になってしまった状態。
こうなると事態の収拾と再発防止のための余力の確保の両方が必要で、正常運転に戻るまでには時間がかかりそうだと予想できます。

改善のために必要な処置を

当院で施術の際に意図していることを遊園地の例えに合わせると、荒れている部分を効率的に直せるように人員再配置、そして充分な予算になるように寄付、といったところでしょうか?
前者が鍼の役割で巡りを良くする、後者がお灸の役割で身体を温める、ということを目指しているわけです。
寂れてた遊園地がキレイになったら盛り返したと思えるように、施術を行ってツボの痛さが変わってきたら身体も上向きになったと判断できますよね。
この状態になれば、悩みの本丸である病や症状を治す余力も生まれてくるというものです。

鍼やお灸の合間に東洋医学的な診方を使って、こんな風に身体の様子を把握し判断しているんです。
西洋医学の検査と全く違うということ、少しは伝わったでしょうか?