鍼灸の得意分野の1つが体質改善。
患者さんが悩んでいる体質で多いのが冷え性です。
そもそも冷え性改善を希望の方もいますし、肩こりや不妊などで詳しく話を聞いたら冷え性ということもあります。
冷え性の方の身体を診てみると、ほとんどの場合で共通するのがむくみがあること。
考えてみると冷えとむくみって密接な関係があるんです。

むくみは冷えの元

ここで簡単な理科のお話です。
基本的に物体を温める時には、その物体の量に比例したエネルギーが必要になります。
人の身体も当然物体なので、身体を温めるのに必要なエネルギーは体重に左右されます。

むくみと言うのは、平たく言えば身体に余計な水分がたまっていることです。
余計な水分があれば、それに比例して温めるために必要なエネルギーも大きくなります。
余裕がある時ならば問題にはなりにくいのですが、疲れている時などはエネルギー不足となり冷えにつながってしまいます。

冷えがむくみの原因にも

上記の話はむくみから冷えにつながるパターンでしたが、逆のことも考えられます。
身体の冷え、特に冷え性というほどであれば疲れがかなり溜まっているはずです。
疲れが引き起こす影響は様々、身体のどの機能から弱ってくるかは体質や生活習慣に因って変わってきます。
ここで水分調整機能に問題が出てしまうと、むくんでしまいやすくなりますね。

むくみを治すには疲れから

このように冷えとむくみは密接な関係にあるのですが、患者さんの実感となると別。
冷えだけ、むくみだけ、というようにどちらかしか気づいていない方が多いんです。
もし冷えかむくみのどちらかに心当たりがあれば、改めてご自分の身体を観察してみて下さい。
冷えとむくみの両方があった場合、ご自分で思うより疲れているのかもしれませんよ?