オリンピック開幕を間近に控え、色んな所でスポーツの話を聞く機会が増えましたね。
その中で1つ気になるインターネット記事がありました。
[外部リンク:21歳で来た生理 元日本代表・岡部紗季子が語る「体操選手と思春期」の闘い | THE ANSWER
このコラムに限らず、激しい運動をしていると月経が乱れるという話は有名です。
以前にもこのブログで取り上げたことのある話題ですが、改めてまとめてみたいと思います。

女性選手と月経の乱れ

まずは過去に書いた記事をご紹介。
[関連記事:無月経は極度な冷えの証!
「女性アスリートの三主徴」と呼ばれ、西洋医学でもエネルギー不足の影響があると考えられているみたいですね。
当院の患者さんでも陸上や水泳の経験者で学生時代から月経が不安定という例があるので、代表選手レベルの運動でなくてもありえる症状と言っていいでしょう。

運動してなくても月経の乱れ

運動による無月経も問題ですが、もっと問題なのは運動していないのに月経が乱れている場合です。
激しい運動と同じくらい体力を消耗している、その原因は何かを考えなくてはなりません。
患者さんを診ていると原因として一番多いのは外傷の影響です。
[関連記事:外傷の治療はすごい!(2)
「外傷が月経と関係あるの?」と思いがちですが、治りきっていない外傷があると知らず知らずのうちに身体への負担となります。
激しい運動と同様のエネルギーを消耗していると考えると、自覚がない古傷でも放っておくのは怖いですね。

月経の乱れ改善は長い目で

月経は妊娠のためのシステムだと考えると、哺乳類としてのアイデンティティに関わるシステムです。
その月経が乱れるということは、生命としてかなり弱っていることが考えられます。
鍼灸治療でもある程度の期間を必要とすることが多いので、心当たりの方は早め早めに受療することをお勧めします。

オリンピックでの選手たちの活躍を観ていると、自分も頑張ろうと元気付けられますよね。
それだけでなく、活躍の裏で体調管理に苦労した体験談も参考にできるんです。
折角オリンピックに合わせて発信してくれているのですから、自分にも当てはまらないか考える機会にしてみて下さい。