10月14日(土)~15日(日)と金沢で日本伝統鍼灸学会学術大会が行われました。
そこで一般口演として「陰陽で観る『養生訓』」を発表して参りました。
昨年の学会で発表したものの続報という形になっています。
[関連記事:学会で発表してきました!

『養生訓』については、ここ何回かこのブログでも取り上げてみました。
[関連タグ:『養生訓』
今回は「そもそも『養生訓』とはどんな本?」という点について書いてみたいと思います。

『養生訓』は効果確かな健康法!

『養生訓』は江戸時代に貝原益軒という学者が書いた本です。
この貝原という人は医者ではありませんが、色んな健康法を試して『養生訓』にしたとあとがきには書いています。
その効果かなんと84歳まで長生きしたとか!
しかも亡くなる前年に奥さんに先立たれるまでは元気と聞くと、『養生訓』の健康法は凄そうに思えませんか?

バランス良い活動と休憩で元気!

『養生訓』では元気(これは活力・健康というより生命力の意味)を大事にしています。
その元気を消耗しないために、「静にしては元気をたもち、動いては元気をめぐらす」としています。
つまりは休んでばかり、動いてばかりではなく両方を取り入れなければなりません。
これは東洋医学に限らず、例えば病院でも手術翌日から歩くようにするなどしていますね。

『養生訓』の中には、生活の中でどんな時に静かにして、どんな時に動けば良いかが書いてあります。
もちろん江戸時代の生活に合わせてあるので現代で全部使えるわけではありません。
しかし、自分の生活にあてはまるヒントが見つかるかもしれませんよ。

本屋で『養生訓』を探そう

『養生訓』は江戸時代の言葉で書かれているので、そのまま読むのは難しいと思います。
しかし、有名な本だけあって今でも翻訳や解説の本が出版されています。
本屋さんにも何冊かあるはずなのでパラパラめくってみて自分に合いそうなのを読んでみて下さい!