前回の記事で健康食品について書いたら、何人かの患者さんに省略した部分について問われました。
[関連記事:健康食品との付き合い方(1)
会長の雑誌記事と内容が似てしまったのが問題でしたが、そろそろ件の雑誌は次の号が出る頃なので平気かもしれません。
そこで簡単にもう一回書いてみます。

健康食品とは言ってしまえば栄養価の高い食品です。
栄養価の高さが時として身体の負担になってしまうので要注意です。

まとめると以上のような内容です。
これで今回は終わりとしても良いのですが、流石に短すぎですよね?
そこで別の視点からもう少し説明します。

その話をする前に、身体の弱点を1つとりあげなければなりません。
それは同じことを続けると身体には負担になるということです。
以下の例を見てもらえば納得してもらえると思います。

  • 立ちっぱなしで腰が痛い
  • 甘いものばかり食べて糖尿病
  • 長年のランニングで膝痛
  • 日向に長時間いて熱中症
  • 寝返りがうてなくて褥そう
  • モニターを見続ける仕事でドライアイ
  • ストレスが続いて胃潰瘍
  • 運動のし過ぎで疲労骨折

ここでは分かりやすい例を挙げてみましたが、実際には一見すると無関係な症状を引き起こすこともあります。
本来なら身体には色々なことに適応する力があります。
しかし、同じことが続くと限度を越えて負担となってしまうのです。
生活習慣が引き起こす症状はこの弱点のせいと言ってよいかもしれません。

もちろん絶対ではなく、体質や体調によって症状が現れない場合もあります。
日本人にとっての白米のように、長い年月摂り続けることで人種として身体が慣れている例もあります。
しかし大抵のことは身体に負担になるのは間違いありません。

さて健康食品に話を戻します。
健康食品を習慣的に摂るのは、ある成分を摂り続けることと言えます。
最初のうちは成分が効いて調子が良くなるかもしれません。
しかし摂り続けるうちに負担が積み重なっていきます。
そこで大事なのが適材適所の精神です。
前回も書いたように、健康食品が今の自分に必要か、惰性で摂っていないか、常に意識してみてくださいね。