自分にあった節電法を見つけよう!
昨年より電気代高騰が継続的にニュースをにぎわせていますね。
現代は電気が前提の社会になっているため、誰にとっても無関係ではいられない問題です。
特に冬になってからは暖房需要もあり深刻さが増しています。
患者さんとの会話でも時折話題にのぼるようになりましたが、その中で健康にも関係してくると気付いたのです。
寒さを我慢しすぎると……
年始にいらした患者さんで、風邪をひいて寝正月を過ごしたという方がいました。
本人によると数十年ぶりの本格的な風邪(新型コロナ陰性)だったようです。
例年と何が違うことで風邪をひいてしまったのが2人で検討してみると、どうやら身体が冷えたせいだと推測できました。
換気を行っている中でエアコン設定温度を下げてしまったので、室温が例年よりかなり低かったようです。
電気代の値上げに合わせて節電の必要性もよく説かれています。
しかし、節電で大事なのは「無理のない省エネ節約(経済産業省)」ということです。
上記の患者さんは少しでも節電しようと頑張りすぎた結果、身体を冷やしてしまったということですね。
慣れない防寒にも注意
節電しつつ冷えないようにする際にも注意が必要です。
普段と違う防寒をすることが負担になることもあるからです。
今冬に患者さんで見かけた例をいくつか挙げてみますね。
全身に保温性下着で一日中過ごすようになったらのぼせて頭痛。
屋内でもマフラー着用でひどい首・肩こり。
掛け布団を増やしたら寝返りしにくくなって腰痛。
靴下重ね履きで逆にジンワリ汗をかいて冷える。
携帯カイロを使い過ぎて低温やけど。
節電法も試行錯誤が大事
このブログでは、身体に適した生活習慣を見つけることを何度かお勧めしています。
防寒も同様で、どのくらい頑張れば良いかは体質や環境に大きく左右されるんです。
だからこそご自分で色々と試してみて、節電と防寒の折り合いをつけるのが重要になってきます。
まだまだ電気代高騰も寒い日も続きますので、うまく乗り切れる塩梅を見つけてみてください!