あくびで読み解く東西医学の不眠と火照り
皆さんの中に、あくびをしたことがない方はいないんじゃないかと思います。
あくびの役割は「酸素をたくさん吸うため」と言われてきましたが、最近の研究では “脳を冷やすため” ではないかと言われ始めています。
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確かにこの説だと、東洋医学的にもとても納得がいくんです。
前回は熱帯夜と不眠の関係を取り上げましたが、今回はあくびから暑さと不眠の関係を深堀していきます。
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あくびの直前に脳が熱くなる?
この新説によると、「あくびの直前に脳の温度が急上昇し、それから温度が降下し始めて、最終的にはあくび前よりも脳温度が急降下する」という現象が確認されたそうです。
さらに記事では、
- 不眠症患者は体温の制御がうまくできない
- 眠気を催すには体温の降下が必要
- 今回の発見は不眠症治療に役立つ可能性がある
と書かれていました。
まだ実験段階の仮説ではありますが、東洋医学的にも非常に腑に落ちる内容です。
東洋医学で見る不眠と体温の関係
上の段落で引用したとおり、また前回の記事でも書いた通り、人間は体温が下がることで眠気を覚えることがわかっています。
東洋医学的に不眠を考えると、原因は大きく2つあります。
- 火照りが強くて体温が下がらないタイプ
- 冷えすぎてこれ以上体温が下がらないタイプ
このうち「あくびが止まらない」と仰るのは、火照りで眠れないタイプに多い印象があります。
そのため、あくびは頭を冷やすためという新説を知ったとき、僕はスッと腑に落ちたんです。
あくびは身体の状態を知る目安になる
今回紹介した新説に基づくと、あくびは身体の状態を知る1つの目安になりそうです。
- 眠くないのにあくびが出る
- 眠くてあくびが止まらない
そんなときは、頭が火照って負荷がかかっている場合があります。
これは疲れによって体熱のバランスが偏っているということなので、まずはしっかり身体を休めてあげることが有効です。
ただ、そもそも不眠だったり、寝ても寝足りなかったりする場合には注意が必要です。
そんなときは、鍼灸でしっかり疲れをとることで火照りが治まり、あくびも減っていきますよ。
