山梨に東洋医学の良さを広めたい鍼灸師のブログです

タグ : 外傷

ミステリーな鍼灸

突然ですが、僕の趣味は読書です。
もちろん鍼灸に関わる本も結構読んでいるのですが、趣味として読むなら断然ミステリーです。
ミステリーで一番魅かれる要素はやはり“謎”です。
なのでミステリー以外のSFやノンフィクションの本を読む時も“謎”を求めてしまいます。

さて、ミステリーで“謎”とセットで出てくるのは探偵(役)です。
探偵が“謎”に出合って何をするかというと、大抵は手がかり集めです。
色々手がかりを集めた上で考えて犯人を導き出すのが基本的なスタイルとなります。

実は鍼灸もこれに近い部分があるのです。

帝王切開の東洋医学的影響

帝王切開への偏見なくそう」という山梨日日新聞の記事があります。
帝王切開が何が何でも悪いという偏見を持っているつもりはありません。
母子の命のために必要だと判断して行うもので、そこは自然分娩とは比べられません。
しかし東洋医学の立場から帝王切開後に着目すると、偏見とは違う問題が存在するのです。

患者さんの中には出産後から体質が変わり、体調が悪くなったという人がたまにいます。
本人は自覚がなくても問診をすると産後に病歴が偏っていたりするパターンもあります。
こう書くと「出産で体力を使ったから」とか「子育てで疲れが溜まるから」と思うかもしれません。
もちろんそういう要素もあるでしょうが、何年たっても体力消耗や疲れがそのままというのはおかしな話ではないですか?

答えはもう少し問診を進めるとわかりました。
出産後と言ってもただの出産後ではなく、帝王切開での出産後の場合が多かったのです。

忘れているむち打ちがあるかも?

先日、自転車同士の事故を目撃することがありました。
その後で「自分も高校生の終わりに自転車に乗っていて撥ねられたことがある!」とふと思い出したのです。
当時は特に痛めたところもなかったのですっかり忘れていました。

前回「むち打ちは身体に影響大です!」にある通り、当院で行っている積聚治療ではむち打ちを重要視します。
当然、施術する側としても自分もそういう経験がないか振り返ってみます。
自分の首にもむち打ちの形跡はあるらしいのですが、全く記憶にありませんでした。
物心がつく前に転んで頭をぶつけて首に衝撃が伝わったことでもあったのかと自分では納得していました。
しかし、その謎が今回解けたということです。

むち打ちは身体に影響大です!

回一堂鍼灸院では積聚(しゃくじゅ)治療という鍼灸の手法を取り入れています。
積聚治療で重要視するものの一つに首のむち打ちがあります。
むち打ちというと一番最初に思いつくのは交通事故ですが、ここでは転んで頭を打つなどして首に衝撃が伝わったものも含んでいます。

むち打ちの症状は下記のようなものが挙げられます。

後頭部、頸部から背部の痛みやこり、上腕から手指の痛みやしびれ、脱力などの頸肩腕(けいけんわん)症状や、めまい、眼のかすみ、耳鳴り、耳閉感、動悸、声のかすれ、吐き気、顔面の紅潮、全身の倦怠感(けんたいかん)、集中困難など
メディカルiタウンより)

当院にもむち打ちをしてから首だけでなく、腕や指にしびれや痛みなどが残っている患者さんが来られます。
しかし、積聚治療ではむち打ちの影響は上記の症状に止まらないと考えています。
外力による影響は時に自己治癒力の想定を超えるため、むち打ちによって身体全体の回復力が妨げられているからです。

Page 3 / 3123

自己紹介

山梨県甲斐市の回一堂鍼灸院のブログです。
 ・鍼灸院のお知らせ
 ・鍼灸治療の紹介
 ・日常生活のアドバイス
などを書いています。

過去の記事

PAGETOP
Copyright © 回一堂鍼灸院 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.