2015年もあと少しで終ろうとしています。
今年は不妊でお悩みの患者さんが今までより多かったのが印象的です。
不妊については今までも何回か取り上げてきました。
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今回は1年の締めの記事として、不妊の原因である冷えについて書いてみます。

以前このブログでも書きましたが、冷えは不妊に大きな影響を与えます。
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鍼灸院に来る患者さんはこのことを知っている人が多いように感じます。
不妊について調べて知った人もいれば、産科医に言われたという方もいたくらいです。
ただ、話をもう少し進めて聞いてみると一つの問題が浮かび上がってくるんです。
それは冷えの治し方がわからないということです。

テレビ、本、インターネットなどに冷え対策の情報はあふれています。
大きくまとめると食事改善、運動、保温する服装、入浴、漢方などになりそうですね。
一見するとそれぞれ理に適っているように思えます。
しかし、不妊に悩む人はこれらを試しても改善しないので鍼灸を受け始めるのです。

なぜ冷え対策で効果が出ない人がいると思いますか?
それは冷えてしまった身体を温める対策が多いからです。
冷える体質のままでは、いくら冷え対策を実行してもイタチごっこです。
体質から治すには身体が冷えてしまう原因に着目しなければなりませんよね。

では冷える原因は何かと言うと、多くの場合は外傷(特にむち打ち)です。
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外傷が冷え体質につながるとは中々信じられないですよね?
しかし患者さんの身体を診てみると治りきっていない外傷が見つかることが多いのです。
その外傷をきちんと治療すると、冷えが改善されていく人がほとんどです。
外傷の治療をした直後に手足がポカポカになった人もいます。
すぐに変化のない人でも、その後に数回治療を重ねることで温まったり、別の外傷も治療することで良くなっていったりします。

前述の冷え対策も外傷の治療の後の生活習慣として有効です。
冷えなくなった身体で保温に気をつければもっと効果的というわけです。
ちなみに「冷え対策で温めてもまた冷える」か「冷え対策で温めたらそのまま」かで冷える体質かどうかの判断ができます。
冷えの治し方がわからない方、色々な冷え対策で効果の出ない方は鍼灸を試してみて下さい!