関東甲信越で梅雨が明けて1週間、いよいよ本格的な夏が来たという感じです。
気温の方も連日の真夏日で、着る物は当然薄着になってきます。
また、レジャーで海やプールに行く機会も出てきますよね。
そうなると事前準備でムダ毛の処理をする人もいると思います。

そもそも体毛は身体の保護・保温のためにあると言われています。
ムダ毛と言う言葉を使いましたが、生物的にはムダではなく必要があって生えているのです。
成人で個人差がなく体毛が特に濃い部位は頭・眉・腋・下腹部となります。
つまりこれらの部位の毛は万人にとって保護・保温のために必要と言えます。

それとは別に、人によって毛の多少の差がある部位があります。
毛を処理する前にここに注目してもらいたいのです。
鍼灸院で患者さんを診ていると、弱っている部位の周辺に毛が生えやすい印象があります。
腰痛の人は腰に、お腹をこわしやすい人は腹部に、呼吸器が弱い人は胸や背上部に、といった具合です。
つまり毛を処理する時に時に毛の濃い場所があれば、自覚はなくても弱りがちな部分だと認識してもらいたいのです。

ここでいう毛の濃い場所というのは、その人の身体で時に濃いところということです。
全身的な毛の多少は体質的なものが大きく関係してきます。
腹部に毛が生えているとしても手足や胸なども同じような量であれば、お腹が弱い可能性はあまりありません。
ただ、全身的な毛の量が以前より濃くなった薄くなったということがあれば要注意です。

おしゃれやエチケットの問題があるので、毛の保護・保温が必要だとわかっていても処理をする場合があると思います。
そのような場合には、先ほども書いた通り処理をする前に毛が生えていた部分に注目してください。
そして処理の後には毛がない分だけ意識して守ればいいというわけです。
前述の例で言うならば、腰ならなるべく負荷をかけない、お腹なら冷たいものを減らす、呼吸器ならエリ周りが大きく空いた服は避ける、という対策が考えられます。
夏を楽しむために毛の処理をしたのに、それで身体が弱って活動できなくなったら本末転倒です。
上手く両立できるように工夫してみて下さい。