前回の「バランスのとれたスタイルには健康が近道です!」に引き続き、スタイルと健康の関係についてのお話です。

自分は小さい頃から猫背です。
物心が付いたころから親に姿勢を注意されていた記憶があるので、文字通り筋金入りのようです。
当時はどうしたらいいのかわかりませんでした。
言われたら背中を伸ばすのですが、正しい姿勢でいるのがとてもつらかったのです。
大学時代から弓道をやっていますが、弓を持っていないとやっぱり猫背でした。

今はどうかと言うと、猫背気味ではありますが以前に比べたらかなりマシです。
久しぶりに会った親に「姿勢が良くなった」と言われるくらいです。
特に何か姿勢が良くなることをしたわけではありません。
自分は鍼灸のおかげで姿勢が改善されたと思っています。

突然ですが、お腹が痛くなった時のことを思い出してみて下さい。
自然にうずくまりたくなりませんか?どこかつらいところがあるとそこを庇う姿勢になるのです。
自分の猫背の原因はぜん息でした。
呼吸器のある胸を守ろうと猫背になっていたようです。
鍼灸を自分でも受けて呼吸器が改善されてきたのに伴って、姿勢も良くなったと自分では思っています。

しかし、今でも猫背になってしまうことがあります。
疲れている時や季節の変わり目で呼吸器に負担がかかっている時です。
逆に言うと姿勢から自分の体調が把握できるということです。
そのくらい健康状態と姿勢は密接に関係しています。

本屋で健康のコーナーへ行くと姿勢を正すストレッチやヨガなどの本がたくさんありますよね。
amazonで「姿勢」と検索すると2500冊も出てきます。
ただ「姿勢を正して健康に」という本は多くあっても、「健康になって姿勢を正す」というものはあまりないように見えます。
姿勢と健康は双方向です。
そこに着目すれば、大元からの健康を目指す鍼灸治療が姿勢改善の力になることに何の不思議もありません。
鍼灸治療を受けて車で帰ろうと思ったらルームミラーの角度で背筋が伸びているのに気付いた、そんな患者さんもいるくらいなのです!