回一堂鍼灸院では積聚(しゃくじゅ)治療という鍼灸の手法を取り入れています。
積聚治療で重要視するものの一つに首のむち打ちがあります。
むち打ちというと一番最初に思いつくのは交通事故ですが、ここでは転んで頭を打つなどして首に衝撃が伝わったものも含んでいます。

むち打ちの症状は下記のようなものが挙げられます。

後頭部、頸部から背部の痛みやこり、上腕から手指の痛みやしびれ、脱力などの頸肩腕(けいけんわん)症状や、めまい、眼のかすみ、耳鳴り、耳閉感、動悸、声のかすれ、吐き気、顔面の紅潮、全身の倦怠感(けんたいかん)、集中困難など
メディカルiタウンより)

当院にもむち打ちをしてから首だけでなく、腕や指にしびれや痛みなどが残っている患者さんが来られます。
しかし、積聚治療ではむち打ちの影響は上記の症状に止まらないと考えています。
外力による影響は時に自己治癒力の想定を超えるため、むち打ちによって身体全体の回復力が妨げられているからです。

実際に他の症状を持つ患者さんでも、良く話を訊くと事故や転倒など以後に不調が現れていることが多いのです。
むち打ちから何年か経って症状が出てくるパターンもあります。
そういう方の首を診てみると、むち打ちで衝撃を受けた部分は押すと痛みます。
積聚治療ではその部位に鍼でアプローチしていきます。
事故と同時に悪化した症状が治まったり、事故以降は何年も続いていたお腹の弱さが解消されたりした例もあります。
もちろん全ての症状がすっきり消えるわけではありません。
ただ、むち打ちにアプローチをすることで体質が変わることは間違いないのです。

自分の症状がいつから表れているか思い出してみて下さい。
むち打ちの前は健康で、首を痛めた後から色々な症状が出てきたということはありませんか?
もしそうならば、ぜひ積聚治療でむち打ちの解消をお勧めします。