先週までの往診移動の際には、ラジオの「夏休み子ども科学電話相談」を聴くことが多かったです。
小中学生と言えど、小中学生だからこそ、鋭い着眼点の質問があって結構楽しめます。
時には自分が勘違いして理解していたことに気付かされて勉強にもなったり。

質問と回答だけでなく、先生の話し方にも学ぶべき点はたくさんありました。
先生方、自分の専門分野で話をしているとそのうち盛りあがってきてしまうんですね(笑)。
そこで面白い脇道に逸れていくパターンも何回か聴きました。
しかし、脇道が専門的になりすぎると、質問者である小中高生がついてこれてなさそうな時があります。
特に小学校低学年の子だと専門用語はもちろん、一般的な用語でもあやふやな相槌を打っていることがありました。
そういう時はアナウンサーの人が要約して伝えてて「うまいな」とも思うんですけれど。

鍼灸院では治療だけでなく生活習慣についてもアドバイスすることがあります。
その時にはなるべく東洋医学の専門用語などは使わずに話をしたいと思っています。
でもこの番組を聴いていて、自分も相手がわかっているつもりで不親切な説明をしていた可能性に気付きました。
自分も経験がありますが、専門的な説明ってどこが疑問かもわからなくなって訊き返しにくいことってありますもんね。
質問されなくても患者さんに伝わった範囲をちゃんと見極め、それに合せて話す技術も鍼灸師に必要だと再確認しました。

科学的な知識だけでなく、質疑応答についても学ぶところがあった「夏休み子ども科学電話相談」。
来年の夏もきっと聴くと思います(笑)。