予防接種と鍼灸をセットにしてみませんか?

最近は連日のようにニュースでワクチンが取り上げられていますね。
予防接種はもちろん健康維持のためのものですが、話題になっているように副反応などの問題もあります。
そういった心配をお持ちの方に、鍼灸師として記事を書いてみようと思います。

接種前の体力作り

ワクチンの種類に限らず、予防接種の前には体調を整えておくことが推奨されています。
[外部リンク:よくある質問|予防接種情報 |厚生労働省
そこで今回お伝えしたいのは、体調を整えるのは東洋医学の得意分野だということです。
免疫がしっかり働いて学習するためにも、身体に異物が入った疲れをとるためにも、鍼灸は有効ということですね。
実際に、当院でも患者さんから予防接種を受けると聞いた場合には、前後に鍼灸治療をお勧めしているんですよ。

注射の痕も外傷です

もう1つ鍼灸がお役に立てるのが注射の痕のケア。
同じハリではありますが、鍼灸の鍼と違い注射針は多少とは言え身体へのダメージとなります。
そこで注射の痕を外傷とみなして処置をすると、接種後の不調が改善されたりするんです。

もちろん注射痕自体の痛みにも対処できます。
何十年も前に注射した部位がまだ痛む、という症状が改善した例もあるくらいです。
他の外傷と同様に、時間が経っても治りきらずに残っている場合があるということですね。
[関連タグ:外傷

鍼灸を活用してワクチンと上手なお付き合いを

新しい形式のワクチンということもあり、従来のものより不安を感じる方が多いようです。
鍼灸がその不安すべてを解消できるわけではありませんが、それでも接種前後のフォローとしてお力になれると思います。
接種が決まってるけど不安、という方は是非鍼灸を併用してみて下さい!