よく言われることですが、身体は食べたものでできています。
口にしたものは、遅かれ早かれ身体に影響を与えるということです。
今回は、コロナ禍に合わせて食事の影響が顕著に現れた例を紹介します。

外食を控えて好影響

外食で口にする料理でしばしば問題になるのが味の濃さです。
生物は元々塩分を好みがちなので、濃い味の方がお客さんの受けが良いからです。
お酒との相性という面もありますね。

東洋医学的にみると塩分は身体を冷やす働きがあります。
適度な塩分は体熱のコントロールに必要ですが、摂りすぎると冷えによる症状が現れます。
例えば毎晩の外食を控えるようになったら、頭痛が減ったという患者さんがいます。
習慣的に味の濃い食事を摂っていたことで、冷えのぼせで頭痛が起きてしまっていたと推察できますね。

外食を控えて悪影響

逆に自宅で食事を摂るようになって胃腸の調子を崩した方もいます。
聞いてみると、仕事がある日は本格的に料理をする時間がないということでした。
そうするとすぐに作れる簡素なものや、買ってきたものばかり食べることになります。

このパターンで問題なのは、同じような食事が続いてしまうことです。
外食ではお店を変えることで内容にバリエーションが出ますが、自宅で楽さを重視するとメニューが偏りがちです。
特にこの患者さんは普段料理をしないため、レパートリーが少ないのも一因でした。
本やインターネットで探すとビギナー用のレシピがたくさん見つかります。
最初は苦労するかもしれませんが、なるべく色んなものに挑戦してみましょう!

これを機に生活見直しを!

緊急事態宣言を含め、新しい生活様式以降に体調が変わった方も多いかと思います。
もちろん運動不足・ストレスなどもありますが、今回紹介したように食事の影響も見逃せません。
もし食生活が大きく変わったなぁ、と心当たりがあったら改めて見直してみて下さい。
コロナ禍は大変ですが、怪我の功名で自分にあった食生活が見つかるかもしれませんよ!