今年は5月から真夏日が続き、汗ばむことも珍しくありませんでした。
暑さで汗が出てくるのは当然のことですが、そうでない時の汗に困る方って結構いるんです。
鍼灸院で意外とよく聞く汗の悩みを2回にわたって書いてみます。

あつさのせいで汗が出る

一番多く聞くのが気温に関係なく火照ってしまい、頻繁に大量の汗が出るという症状。
特に更年期障害として訴える方が多いですね。
これは身体の熱が上半身や表面に偏ってしまいのぼせた状態です。
熱が過剰になってしまう部位では、そこを冷まそうと汗が出るのはある意味で当然のこと。
鍼灸治療で身体の熱がバランスよくすれば、いつの間か発汗も落ち着いてきます。

あつくないのに汗が出る

暑くなくても汗が出ることがありますね。
これは身体に疲れがたまっているせいで発汗機能が誤作動しているような状態です。
安静時や睡眠時の汗はもちろん、過度の冷や汗も同様。
緊張や興奮である程度の汗が出るのは正常ですが、発汗機能が不調の場合は身体が想定している以上の量の汗が出てしまうんです。
発汗に影響が出るくらいの疲れだと一朝一夕に解消するのは難しくなりますが、それでも地道に治療を続けると段々暑さ以外での発汗は減っていきます。

多汗をほおっておかない!

そもそも汗の役割は身体の熱を冷ますこと。
なので多汗をほおっておくと、身体が冷えすぎてしまう傾向にあります。
身体が冷えるとより疲れやすくなり、更にのぼせたり発汗機能が乱れたりしてしまう悪循環に入ってしまいます。

汗の悩みは「煩わしいけどどうしようもない」と思いがちなようです。
しかし、煩わしいだけでなく身体を冷やしてしまいますし、鍼灸でどうにかなる問題なんです。
諦めたり軽視したりせず、適量の汗を目指しましょう!