前回の記事で運動が身体に良い影響を与えると書きました。
ここまでは医の東西を問わずよく言われることですよね。
今回は、また違った観点から運動習慣のメリットを紹介してみようと思います。

同じ運動を続けよう!

運動を定期的に続けるなら、なるべく同じ運動をするのがお勧めです。
例えば走る、歩く、体操する、などなど。
もちろん体調や時間の余裕にあわせて運動の時間や強度は調節しながらやるべきです。
ただ運動の種類は揃えておくと、身体の調子が良くなるだけじゃないメリットが生まれてくるんです。

変化に気づこう!

同じ種類の運動を続けていると、日によって身体の動きの違いがあることに気づいてくると思います。
走るタイムが短い、歩く歩幅がいつもより狭い、体操すると左右でやりやすさが違う、といった具合です。
これは、その日その時の体調が運動に反映されているということです。
動きの変化をなんとなく覚えておき、生活パターンや気候と照らし合わせてみて下さい。
生活の中でどんなことが自分の身体に影響しているか段々わかってくるんです。

鍼灸院で患者さんと話してみると、ヨガやバレエをしている方がよく気付いて教えてくれます。
「鍼を受けた後はポーズがとりやすい」「○○を食べた翌日は身体の柔軟性がちょっと悪い」という風に、意識してみると繊細な違いがあることがわかるそうです。
このような自分の身体の傾向がわかってくれば、後は動きが悪くなるものより良くなるものを選べばいいというわけです。

運動習慣で一石二鳥!

患者さんから「普段はどんなことを気を付ければいいですか?」と訊かれることはよくあります。
もちろん知識や患者さんの身体の様子からできる限りのアドバイスを提供しています。
しかし、どんなに詳しく話を聞いても生活全てを把握できるわけではありません。
だからこそ運動をヒントに自分で日常生活を見直し、健康的なスタイルを見つけていくことが大事なのです。
折角運動をするのですから、より上手に健康を目指していきましょう!