寒いと痛むのは良い兆候?

山梨も冬本番を迎え、朝晩の冷え込みも厳しくなってきました。
こうなるとよく聞くのが「冷えると○○が痛い(痛みが増す)」という言葉。
痛みがあるのですから状態が悪いように思えますが、きちんと身体を改善していけば治る余地もあるんです。

冷えると痛いのは 

冷えて痛むのは、東洋医学的に言うと気の流れが滞ることです。
温まれば流れが良くなるため、昼間は気にならなかったりお風呂で楽になったりします。
「痛むから頻繁に温めている」という方も多いのではないでしょうか?
ただ、このパターンだと冷えればまた痛みが戻ってくることになります。

自分の力で温めれば痛みはなくなります

ところで、当院で行っている積聚治療は身体の疲れをとることを目的としています。
疲れによる問題の1つは身体を温める力が足りなくなること。
自分の身体を温めきれず冷えてしまうことで様々な症状が出てくるのです。

これらの話を組み合わせれば結論は簡単!
疲れを解消して寒くても身体を温められるようになれば、「冷えると痛い」という事態を避けられるんです。
非常に単純な理屈ですが、実際に治療を続けてる患者さんから「今年は冬になっても痛くないです」と聞くことは珍しくありません。

恒常的な痛みも同じ!

実は、気温に関係なく痛いという方も同じ理由で対応できます。
要は暖かくても身体は冷えるくらい疲れていると理解すれば良いからです。
冷えがちで痛む身体、鍼灸治療で疲れをとって温める力を取り戻しましょう!