8月最初の土曜日に、所属する会の夏期学生セミナーがありました。
名前の通り、学生に僕らが普段やっている治療法を紹介し教えるというセミナーです。
僕が講師として携わるのは3回目なのですが、少し前から今までになく緊張してしまいました。
結果、睡眠のリズムを崩してしまったんです。

睡眠と体温の関係

以前の記事にも書いた通り、眠りに入るには体温が下がることが必要です。
[関連記事:温めすぎで不眠?
ここで言う体温とは、実は体温計で計れるような表面の温度のこと。
実は体内に目を向けると、内臓など深部の温度は高くなることがわかっています。
これを東洋医学的には、睡眠時には熱が身体の表面から奥に移動する、と考えます。

不眠の原因はのぼせに通じる?

では逆に眠れないときはどんな現象が起きているのでしょうか?
不眠の理由としてよく挙げられるのはストレスや冷え症。
ストレスは悩みごとが頭を離れずに負担になる状態、つまり頭が働き続けていてのぼせる状態です。
冷え症では、下半身が冷える分だけ上半身がのぼせているパターンの人に睡眠の問題がある印象があります。

体温とのぼせ、一見すると別々の話のようですね。
ここで東洋医学の考え方が活きて来ます。
気の考え方を基に身体全体を診てみると、表面と上半身って相関性があるんです。
のぼせるような状態だと表面の温度も高くなりがちになり、結果として睡眠に影響が出るというわけです。

のぼせを防いで睡眠改善!

のぼせについても何度か記事を書いていますね。
[関連タグ:のぼせ
のぼせは体内の熱のコントロールの問題です。
疲れが蓄積すると熱の調整が甘くなってきます。
そこに緊張やストレスなどが加わるとのぼせがひどくなるというわけです。
その結果の1つが今回書いた睡眠の問題ですね。

幸い、僕はセミナーが終わり緊張から解放されたらぐっすり眠れるようになりました。
しかし、慢性的に疲れが溜まりのぼせていると、なかなか自分では眠るきっかけを作れません。
そういう時は是非鍼灸を試してみて下さい。
鍼灸の力で疲れが軽くなると、眠りにつきやすくなります。
一度眠れるようになってしまえば、疲れやのぼせは更に解消されるので睡眠の質はだんだん良くなるはずですよ。