ノーベル賞から考える

2018年も終わりを迎えようとしています。
今年の漢字が「災」であるように、大変なニュースが多くありましたね。
そんな中で明るい話題の1つが本庶先生のノーベル賞受賞。
免疫がガンに対応できると、この報道で初めて知った方も多いのではないでしょうか?

身体は毎日ガンと戦っている

ガンは中高年以降になって発見されることが多い傾向にあります。
しかし、これはあくまで発見に限った話。
実はガン細胞は毎日のように体内で誕生しているんです。

ガン細胞が誕生しても問題にならないのは、今回主役の免疫のおかげ。
ガン細胞とは平たく言えばコピーに失敗した細胞なのですが、免疫システムはそのエラーを発見して対処してくれるのです。
(ちなみにノーベル賞の薬はエラー発見のセンサーに関わるようです)

免疫が負けてしまう2パターン

普段は免疫がガン細胞の段階で防いでくれています。
しかし、もし免疫が対処に失敗したら大変!
ガン細胞はどんどん増殖してしまい、腫瘍などのいわゆる病としてのガンになってしまいます。

免疫が負けてしまう状況としては、ガン細胞の発生が多い、免疫の力が弱い、という2パターンがあります。
前者は細胞を損傷しがちな場合で、修復のためのコピーを頻繁にしているうちにエラーが起きるものです。
(他にもウイルスや化学的刺激で細胞のコピー機能自体がダメになるパターンもあります)
後者はストレスや疲れで免疫を始めとする身体の機能が低下した状態です。

ガン細胞に負けない身体に

細胞の損傷を減らすにはタバコやお酒の量、食事内容を見直すなど、生活習慣が大事になってきます。
一方、免疫機能の維持にももちろん生活習慣は大事ですが、ここで鍼灸もお役に立てるんです。
鍼灸で疲れをとって身体を本調子にすることで、免疫が可能な限りガン細胞に対処してくれるというわけです。

理論上はガンが腫瘍などになっても鍼灸で対応できるはずです。
ただ現実的には体力・時間の問題でそう上手くはいきません。
だからこそ生活習慣の見直しと鍼灸で、早め早めにガンに対処できる身体を維持することが大切なんです!