散歩のすすめ(2)

前回の記事で『養生訓』からみた散歩の良さを紹介しました。
[関連記事:散歩のすすめ(1)
実は散歩の良さはそれだけじゃありません。
散歩は気軽にできるということも大きなメリットなんです。

運動不足解消のための時間

現代日本で暮らしていると身体を使う機会はあまりありません。
健康のために身体を動かすとなると、わざわざ運動の時間を作る必要があります。
じつはそこに落とし穴があります。
意図して時間をとるとなると、ほとんどの場合は事前に量を決めてから運動をすると思います。
しかし、回数・距離・時間などを決めてやるのが危ないんです!

身体に見あった量の運動を

運動選手のように自分のパフォーマンスを高めるためならば、運動量をきちんと管理することはとても大事。
ただ、プロが本気で身体の管理をしても怪我や故障は防げませんよね?
健康のための運動ではないから身体が疲れてしまうんです。

厳密に言えば体調や天気、やる気などで無理のない運動量は変わってくるはずです。
健康のために身体を動かすなら、その日その時に心地よく感じる程度だと無理のない運動量で終えられます。
しかし、事前に運動量を決めているとどうしてもそちらに合わせてしまいますよね?

気軽に楽しく

そこで目的を定めずにブラブラする散歩がお勧めというわけです。
同じく身一つでできる運動にランニングやウォーキングがありますが、距離や時間といった目標を定める点がまったく違いますよね。
定期的に歩く必要もなく、天気が良い日だけ出かけるのでもかまいません。
前回の記事に書いたように自然の変化を楽しみながら、気軽に心地よい分だけ歩いてみて下さい!

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