11月24~25日に大阪で日本伝統鍼灸学会の学術大会が行われました。
先月の記事でも書きましたが、僕も一般口演という形で研究発表をしてきました。
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テーマは去年に引き続き『養生訓』という江戸時代の本です。

『養生訓』の中では健康のために散歩をすることが勧められています。
これまではそのことを何気なく、当然のこととして受け止めていました。
しかし今回の研究テーマと合わせると、更なる散歩の良さに気づいたのです。

散歩で「気」を巡らそう

『養生訓』に書かれている健康のコツの1つが「気」を巡らすことです。
その手段として本の中で強くお勧めされているのが歩くことです。
この「気」が何かということは複雑なので今回は省きますが、要は歩くと生命力を活かしやすくなるんです。

散歩で自然の動きを知ろう

また、『養生訓』の著者である貝原益軒の他の本を読んでみると、四季の変化を見ることを何度も勧めています。
実は東洋医学の基となる考え方では、人も自然も同じ「気」でできているとしています。
つまり、四季の変化というのは言うならば自然の「気」の巡り。
これを実感することは人にとっても良い影響があるとしているのです。

散歩で健康になろう

患者さんの話を聞いていると、ジムや自宅でマシンを使ってウォーキングをしている方も多いようです。
しかし、「気」の巡りという観点では、外出して自然の様子を感じながら歩いた方が効果が大きそうです。
特に山梨は周りの山の様子が目に入るため、四季の様子がわかりやすい環境です。
折角ですから、散歩をしてみて色んな「気」の巡りにアプローチしてみませんか?