前回、姿勢が崩れるのは疲れが関係していると書きました。
[関連記事;姿勢が悪いのは生まれつき?
疲れ度合いはその時々によって違いますから、当然姿勢の良し悪しも連動するはず。
ただ、それとは別に姿勢が段々崩れていく原因があるんです。
それは外傷です。

外傷で非対称に

分かりやすいのが骨や靭帯などの損傷。
病院での診断では治ったと言われても、組織が修復する過程で元通りの形にならない場合があります。
極端な例では、子どもの頃の骨折で脚が曲がってくっつき、何十年もそのままという方がいました。

こういう場合は身体の構造が非対称になってしまい姿勢が崩れます。
何気ない行動でも負荷が片寄ってしまうため、痛みも出やすくなりますね。
構造の問題はなかなか解消できませんので、鍼灸などで痛んだ部分の回復を促すことが大事になります。

外傷で弱点が増える

外傷は構造上の問題以外でも姿勢を崩す原因になります。
例えば、このブログでも度々取り上げているように、むちうちは様々な症状の原因になります。
[関連タグ : 外傷

前回の記事に書いたように、弱っている部分があるとそこを守るために姿勢が崩れてしまいます。
外傷箇所は鍼灸でアプローチしない限り、次から次に症状を引き起こします。
つまり外傷はそのままにしておくと間接的にも姿勢が崩れていくんですね。

幼少期の外傷を甘く見ない

2回に渡って姿勢について書いたきっかけは、ほとんどの幼児は姿勢が良いという気付きでした。
しかし、更に観察を広げると、小学生ともなると姿勢の良し悪しが分かれてきます。
小学生くらいの年齢ではまだそれほど疲れがたまっていないはずなので、小さいうちに外傷を経験したのではないかと推測できます。

子どもの頃は少し痛い思いをしても、次の行動に気をとられてすぐに忘れてしまいます。
そのために幼少期の外傷は記憶に残らず皆さん軽く考えがちですが、姿勢や病という形で影響を及ぼしてきます。
もし頑固な姿勢の悪さにお悩みの方がいたら、外傷を疑ってみると良いかもしれませんよ。