今年の春は暑いですね!
ゴールデンウィーク前後には甲府で30℃を越える日がありました。
春なのに夏日どころか真夏日です。

この時季の身体は春の陽気に合わせた状態になっています。
急激に暑くなったならば夏にあった身体に変わる必要があるのですが、疲れなどで身体の働きが落ちているとその対応が間に合いません。
その結果、暑さの影響をいなしきれず身体に様々な反応が現れます。
患者さんを診ていると、色んな症状の中でも痒みが現れる人が多かったようです。

痒みは熱!

暑さと痒みの関係を説明するには、痒みの正体を知ってもらわなければなりません。
痒い箇所って大抵は赤くなって火照りますよね?
熱がこもってしまった部分が痒くなるんです。
冷やすと痒みが安らぐと言うのも、熱が原因である証と言えますね。

熱が発散できない?

前述したように、今年は春なのに夏日となるなど異様な暑さです。
しかし春は春、朝晩は夏ほど気温が高くありません。
朝晩の涼しい空気に触れると身体は冷えないように皮膚を閉じてしまいます。
その状態のまま暑い時間を迎えても、閉じた皮膚からは汗があまり出ないのです。
ゴールデンウィークを思い出してみてください。
真夏日という割に汗をかかなかった人が多いのではないでしょうか?

理想は涼しい朝晩には皮膚が閉じ、暑い昼に皮膚が開いて発汗できる状態です。
しかし、温度差に身体を合わせるには、皮膚を開閉する体力が必要になります。
疲れなどにより余力がないと皮膚のコントロールが機敏に行えません。
暑いのに汗をかけず、余分な熱がこもってしまいます。

汗をかける生活を!

このところの痒みが出た患者さんを診ても、やっぱり熱がこもって身体が火照っている方ばかりです。
そういう方に鍼灸治療を行うと、程なくかなりの量の汗が出てきます。
その汗が治まる頃に患者さんに訊いてみると痒みは改善しています。
鍼灸で疲れが解消されれば、患者さんの身体はちゃんと自分でこもった熱を発散してくれるんです。

汗をかけば痒みが治まると言うと、運動や入浴などで発汗すれば良いと思うかもしれません。
しかし、大事なのは気温に合わせて適度に汗を書くことです。
そのためには疲れをためないようにし、急な暑さや温度差に対応できる余力を残しておくことが大事です。